中小企業診断士試験に挑戦した件

老後準備

中小企業診断士とは

中小企業診断士は主に中小企業を想定した経営コンサルトの国家資格を指します。

wikipediaでは、
中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則に基づき登録された者を指す。この省令の根拠となる中小企業支援法では「中小企業の経営診断の業務に従事する者」とされる。 英名はRegistered Management Consultantである。
と定義されています。英語だと中小の意味合いはないみたいですね。

経営コンサルタントの国家資格といえば聞こえはいいですが、自分が持っている強みと組合せ等しないと大きな収入に結びつかないのが現状です^^;

弱小リーマンは現職で強みといえるものを1つだけ持っていますがコチラは後ほど語れる場面があれば投稿していきたいと思います。

中小企業診断士試験で得られる知識

概要は以下です(元ネタは中小企業庁HP)。

1次試験(7科目 マークシート式)
A 経済学・経済政策                 60分
B 財務・会計                    60分
C 企業経営理論                   90分
D運営管理(オペレーション・マネジメント)      90分
E経営法務 60分
F経営情報システム                  60分 
※F科目について弱小リーマンはソフトウェア開発技術者試験に合格してたため免除
G中小企業経営・中小企業政策             90分

2次筆記試験(4科目)
A中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 I(組織・人事)       80分
B中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 Ⅱ(マーケティング・流通)  80分
C中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 Ⅲ(生産・技術)       80分
D中小企業の診断及び助言に関する実務の事例 Ⅳ(財務・会計) 80分

2次口述試験
10分程度の2次試験問題に関する質疑応答 
※弱小リーマンが受けたときは2人の面接官に対応いただきました。

以上のように、企業を分析し、助言するための幅広い知識が得られます。

※あくまで知識が得られるだけです。幅広い人脈も得たい方はMBAを取得するのがよいと考えています。弱小リーマンは根が臆病な性格なもんで地味な資格取得を選択しています。

なぜ中小企業診断士を勉強しようと考えたか

理由はざっと以下です。
・40歳を過ぎると折り返し地点で人生もう残り少ないため何かをもう一度勉強したくなった
 (当時ギリギリ30代でした)
・このままいくと40歳をすぎても管理職にはなれないと考えられるため、せめて経営の知識だけは身につけて経営層と対等に話したいと考えた(この考え方は弱小リーマンですね)
  (周りで出世を順調にしている知人等の話を耳にしていると自分に対する無力感が当時少なからず湧いてきていました)
・現在の職歴とのコンビネーションで老後でも何らかの職が得られるかもしれない
・副職等への活用
・独立へのキッカケ
・ぼけ防止
・このチャレンジがいつかどこかで何かの話のネタになれば

弱小リーマンの2次試験合格までの道のり

・2020年3月学習開始(コロナ流行の直後にいろいろ考えて開始)
・2020年7月  1次試験受験→1発合格!
・2020年10月 2次筆記試験受験→不合格++ ※ただし、1次試験合格は翌年まで有効
・2021年11月 2次筆記試験受験→合格!    ※リベンジ成功!
・2022年1月23日(日)午前10時36分頃 2次口述試験受験→合格!

総学習時間は800時間程になります。長かったー。
私には妻とまだ幼い子供が2人いますが、勉強時間確保に協力してくれた妻には本当に感謝でいっぱいです;;

2次口述試験に合格した後に届く合格証書がコチラになります。
A4の1枚で厚紙でもなく思ったより簡素でした^^;

2次試験に合格してすぐに中小企業診断士になれるわけでない

このように、試験勉強に対してなまった頭にむち打って2次口述試験に合格した弱小リーマンでしたが、このあと、エスカレーター式ですぐに中小企業診断士として登録できるわけではありませんでした^^;

中小企業診断士に登録するには、2次口述試験合格者ルートの場合、さらに以下の条件を満たす必要があります(元ネタは中小企業庁HP)。

第二次試験合格日(2022年2月2日)以降3年以内実務要件を満たして、申請すること

・実務要件とは
第二次試験合格日(2022年2月2日)以降で以下1)または、2)の実務要件(15日以上)を満たすこと。
 1)登録実務補習機関が行う実務補習を受講したこと
 2)中小企業者に対する経営の診断助言業務または、経営の窓口相談業務に従事したこと。

今後について

弱小リーマンは、1)のうち、最初中小企業庁が主催する実務補習(有料、15日分全部受ける場合178,600円)を15日受けて要件を満たそうとしていたのですが、人気がありすぎて見事抽選に漏れて締め出された状況です++

このため、予備校等が主催する有料の実習か、知り合いに中小企業経営者がいるため、2)の中小企業に直接アドバイスすることで要件を満たそうと模索中です。

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